もともと庭の手入れなど、家内に迫られて最小限で済ませていたが、バチが当たったのか先月初旬に左手首の準骨折で除草機が使えなくなり、八重葎とはこういうことかと思うほど夏草に庭を占領されてしまった。それがかえって良かったということも無いだろうが、二、三年前から咲き始めた山百合が今年は数本に増え、それぞれが数個の白い花を次々と咲かせている。
清楚な白百合は大学の名前になっているぐらい尊ばれているが、私は何色であれ色つきであればなあと思う方。バルザックに『谷間の百合』という名作がある。読んだことはないので何色か想像するしかないが、一般的なのはフランスでもニッコウキスゲのようなオレンジ色なのか?
もう訪れることは難しくなったが、尾瀬や信州の高原に咲くニッコウキスゲ。もっともっと写真に撮っておけば良かったと軽い後悔をしている。
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