2024年2月8日木曜日

丸の内での再会

 今朝、食事を摂ったのちテレビのスイッチを入れたらNHKニュースは半ばを過ぎ、「山梨のステキな日本一」というテーマを取りあげていた。それによると、海なし県の山梨はマグロの消費額は全国第二位とのこと。
 山梨県の名産品ではアワビの煮貝が古来知られている。ブドウのような農産物ならともかく、静岡県から1日かけて運んでくるなら生鮮品よりも加工品として売るのが賢明だったろう。しかしマグロは山梨県では調理してではなく鮨ネタとして食されている。ただし、醤油ではなく甘ダレという「甘ジョッパイ」タレを上に載せて食べる。少なくも出演者は大変美味しいと言っていた。
 その後の番組は山梨県の宝石類に話題を移した。古来水晶の産地として知られた土地だけに、今では各種の宝石の加工地として文字通り日本一となっても不思議はなく、私も甲府駅の北すぐの宝石博物館(いまは山梨ジュエリー・ミュージアム)を訪ねたことがある。ところが駅構内で当地出身の元ゼミ生とパッタリ会って驚いた。私は甲府駅で乗降したことは無く、このゼミ生の結婚披露宴にも同級生たちと1472メートルの柳沢峠をクルマで越えて出席した (日曜午前の中央高速道の下りは渋滞の名所で全く予定が立てられない)。 博物館訪問のときは駅南のパーキングを利用したため、駅構内での邂逅となったのだろう。思えばゼミ生の住所も博物館の住所も同じ「丸の内」だった。

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