庭の温州みかんの木が冬を越せず枯れたと思ったら、今度は一口柚子の木が未だ小さい実をつけながら枯れだした。前者はうっかり身の程を超えた150個の実を成らせた結果と見ていたが、柚子も同じとなると柑橘類の木は寿命が短いようだ(調べたら30年ほどとか)。
半世紀ほど前に家を建てたとき、狭い庭に不相応な数の庭木の苗を植えた。それまでの公団住宅住いの反動だったのだろう。どれもせいぜい身の丈ほどの背丈だったが樹木の成長のスピードは素人の予想を超えた。十年余りでヒマラヤ杉が邪魔になり切られ、成長の遅い椿も欝陶しくなってこの両三年で2本除去した。毎年美味しい実をプレゼントしてくれた次郎柿も収穫が危険になり、きりかぶとかわった。今秋には何故か成長したら花をあまり付けなくなったアメリカハナミズキの除去を予定している。
そうした経験から神宮外苑の改造による樹木の減少にそれほどの反撥を感じなかった。ところが今週あたり、軟式野球場が無くなるらしいと知り、野球少年たちのため改造に反対したくなった。私が野球少年だった頃は自動車の通行は稀だったので道でキャッチボールができたし、自宅の近くの女子高(当時は女子中)の校庭は日曜は無人で他チームとの草野球が可能だった。現在はどこの校庭も事故や不祥事を恐れて休日は閉鎖が普通だろう。少年(今後は少女も!)から草野球を取り上げないでほしい!
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