最近(だけでもないが)、政治の世界を先頭に我が国の各界の女性の進出度の低さが問題視されている。じじつ、先頃のG7のリーダーには女性が2人加わっていた事実は我々の目にも新鮮に映った。
今朝の『読売』に「世界大学ランキング2023」に基づき世界の有名5大学の女子学生の比率が紹介されている。1 オクスフォード(男子52% 女子48%) 2 ハーバード(50% 50%) 3 ケンブリッジ(53% 47%) 4 スタンフォード(54% 46%) 5 マサチューセッツ工科大( 78% 22%)である。東京大学は今年初めて女子入学者の割合が20%を上回り、21.8%とのこと。我が国の女子入学者の割合が少ないことは明白だが、オクスフォード大とケンブリッジ大の場合、30前後のカレッジの総称であり、それぞれが数校の女子カレッジを含むことを指摘すべきである。比べるなら東京大学と最低限お茶の水女子大の合計の女子比率を比較すべきである。なお、記事は比率の低い理由として地方の女子の場合、保護者や地域の意向を挙げる。
それにしても我が国の女性の社会進出 (とりわけ政治の) が低いことは否めない。それでも日本の先進地域?のJR中央線の沿線では武蔵野市の女性市長に続き、今回の地方議会選で杉並区の区議は女性議員が多数となった。日本の原水爆禁止運動の発祥地の面目躍如というべきか。
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