2021年10月19日火曜日

柿の木の除去

  これまでもこのブログで言及したことのある庭の柿の木を植木屋に依頼して除去した。半世紀前、緑の無い殺風景な庭に1メートル余りの苗木を京都の種苗店から取り寄せた( 当時は花や苗木を扱うホームセンター的なものは稀だった)。

 隣家から数十センチの場所に植えたのは将来予測を欠いた選択だった。それでも毎年立派な実を多数つけるようになり、食べきれずにご近所にお裾分けしたりした。しかし、木が成長するにつれ枝は隣家にも容赦なく伸びたし、秋の落ち葉の量も年々半端ではなくなった。その上、2年前から熟する前に実がすべて落下するようになり、恩恵も無くなった。

 除去には二人で半日を要した。地上50センチほどで直径30センチの切り株を記念に残した。これで落ち葉に悩ませられることは無くなったが、隣家との距離が狭まった感じがする。必要に迫られて切ったとはいえそこまでは予想できなかった。一長一短とはこのことか!

 柿の木だけではない。思いがけない成長を持て余し気味なのはハナミズキやムクゲや椿など他にもある。狭い庭に植えた私の先見の明の無さを反省するしかない。

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