2021年1月29日金曜日
歴史上の人物の評価の難しさ
2021年1月24日日曜日
核兵器禁止条約の批准
2021年1月20日水曜日
第二次南北戦争?
2021年1月14日木曜日
大学入学資格試験の変遷
2021年1月9日土曜日
笑いの効用
今日の朝日新聞 ( 夕刊 』の『惜別』欄に演芸作家の織田正吉氏の追悼記事が載っている。私は初めて聞くお名前だが、やすきよの漫才 ( 私もファンだった )の台本をはじめ多くの笑いの原作者であり、笑いの研究者としても第一人者だったという。
その氏の発言「真面目さに固執すると、何かのきっかけで一つの方向に押し流されやすい。多面的な見方をするためにも、ユーモア感覚を忘れてはいけない。戦前と戦後、両方を知る者だから余計にそう思う」には同感を禁じえなかった。昨今の民放テレビ番組では、おふざけもいい加減にしろと感じることも多いが、テンション民族とも言われた日本人の性格の改善に貢献するとも思う。
氏は88歳ということなので戦時は小学生だったことになり、まさに私と同世代である。以前 ( 11月18日) 、私は二世を生きたとブログに書いたが、こどもになにがわかるかとの批判もあろう。しかし同年の織田氏も「両方を知る」と言われる。当時の世相は子供にも分かるほど異常だったのである。
例えば、軍国主義の風潮は小学校にも及び、教師が生徒に張り手で罰するのは珍しくなかった( 私も二校で被害者だった)。兵役につくと新兵は下士官や古参兵の理不尽な私的制裁の餌食となることは当時誰でも知っていた。海軍も例外ではなく、行軍中「海軍精神注入棒」で叩かれた。
私は笑いを浴びて育った日本人があんな理不尽な暴力の時代に帰るとは思わない。織田氏の意見に全面賛成である。
2021年1月4日月曜日
丑年雑感
今年が丑年というので昨夜のNHKテレビの「ダーウィンが来た!」はウシの話題特集で、「今年の主役! ウシ特集 ウシ科大繁盛の秘密は」というものだった。ウシではなくウシ科としたのはわれわれにも周知の肉牛や乳牛や水牛や野牛以外も含めてのこと。したがってこれがウシ?と思う動物がいくつか紹介されていた。カモシカがウシ科であることは知っていたが、アフリカ大陸に住むキリンもインパラもウシ科とは知らなかった。
ウシが4つの胃を持つとは知っていたが、それが何故なのかは私も知らなかった。番組によると野生の牛は草だけを食べているのにタンパク質や脂肪のかたまりのような身体をしているのは第二の?胃の中に住む細菌の作用で草が富栄養化するためとのことだった。無駄に4つの胃を備えているわけではなかった。
胃が複数あることとどう関係するのかは知らないが、ウシのゲップが地球温暖化の一因と最近言われている。 世界の牛肉 (と牛乳 )の需要が拡大して飼育頭数が激増したのが原因なのだろう。私も牛肉が豚肉や鳥肉よりも好きなので内心忸怩たるものがある。
それより何よりもあれほど従順でかわいい牛にとって人間は鬼そのものだろう。牛が鬼滅の刃を振るう時代がいつか来るのか? ( バカも休み休みにしろ!? )。