最近ヨーロッパを旅行してきた知人が同地の物価の高さに驚いている。私がヨーロッパを最後に訪ねたのは多分十年前かそれ以上だか、 その際に街頭の自動販売機(多分)でコーラなどを求めて、我が国での価格よりずっと高いのに驚いた記憶がある。
たしかに我が国のメディアが報ずるように、我が国の物価も少しずつだが確実に上昇しつつある。しかし、労組による春闘の努力の結果、 このところ給与水準も上昇しつつあるようだ。それなのに企業による製品の値上げをやみくもに批判する我が国の多くのメディアは公平と言えるだろうか?
我が家が年金だけで生活している以上、物価の上昇は望ましくない。しかし、 もし大半の勤労者の収入が一定程度上昇しているなら、その範囲内の物価上昇を不当値上げ呼ばわりするのはおかしいし、私はやみくもに反対を叫ぶ気にはなれない。むしろ我が国が他国と比較して企業努力による生産性向上などにより値上げを低水準にとどめているのは相応に評価して良いのではなかろうか。
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