2025年10月29日水曜日

 大谷翔平の偉業

  もはや社会貢献など出来ないし、その意欲も湧かない高齢者とはいえ、連続6時間39分もテレビの野球中継を見ていたとは我ながら恥ずかしい。

 流石に今日のドジャースも大谷翔平もパッとせず敗戦となったが、昨日の打者大谷の活躍(本塁打2本、 二塁打2本、 敬遠四球4回)は私に途中で観戦をやめる気にさせない活躍ぶりだった。米国の長いプロ野球の歴史を覚えているわけでは無いが、ベーブ・ルースも及ばない記録ではないか? 

 米国のプロ野球の最高殊勲選手(MVP)となったことがある3人(フリーマン、ベッツ、大谷)のドジャース選手のうち、ベッツはその素晴らしいショート守備によりチームに貢献しているが、フリーマンは自慢の打撃が振るわず、ひとり沈んでいたが、昨日は最後に勝敗を決するホームランを放って面目を回復したことも何よりだった。

 ともあれ、私の長い野球のテレビ観戦の歴史でも最長時間の記録となる一戦は終わった。今後のシリーズの行方がどうなっても、忘れられない一戦だった。

2025年10月23日木曜日

 サッチャー元英国首相と高市早苗首相

  高市新首相が英国の故サッチャー元首相を尊敬しているとは私も知っていたし、両人の保守的政治哲学の共通性から何ら不思議はないとしか思わなかった。しかし、今朝の朝日新聞の社説「初の女性首相、 『天井』は破れたけれど」を読んで、その出自に関しても両氏の間に深い共通性とそこから来る共感があることを知った。

 サッチャー氏が、いわば平凡な家庭の出身であることは知っていたが、 高市氏も『朝日』の社説によれば、「世襲ではない、地方の会社員家庭の女性」と今日初めて知った。氏の「著書によれば、弟の進学費用のために東京の私立大を許されず、嫁入り前だからといって一人暮らしも認められず、神戸大に奈良から通学したという」。 時代は30年ほど遡るが、大学進学のための費用など考えもせずに、当然のように進学し上京した私としては、粛然とさせられた。

 むろん、政治家の経歴とその政治姿勢への評価は全く別ものである。ただ、高市氏のサッチャー元首相への傾倒が生半可ものでないことを知った。それだけの事と言われれば一言も無いが............。

2025年10月15日水曜日

 英国からの便り

   このブログでも言及して未だ半年にもならないと思うが、私が2年間留学した英国のオクスフォード大学のセントアントニーズ・カレッジが1950年の創立から75年経ち、記念事業として過去のメンバーの記録があれば送付して欲しいとの依頼があり、他に適当なものもなかったので入学して間もなく日本の家族に宛てた2枚の絵葉書を送った。昨日、完成した回顧記録が私のiPADに送信されてきた。

 全体が10年間隔で整理されているので1960年代を選んだら学年初め(秋)の懐かしいカレッジ全員(数十人)の集合写真(私は当日に間に合わなかった)がまず出てきて恩師や親友の姿に私は心を揺さぶられた。ところがその次にもう私が日本の家族に宛てた2枚の絵葉書が出てきたので驚いた。(生存する日本人メンバーの最年長者なのでそうなったのだろうが)。 どちらも最初の2ヶ月間の報告だが、「残置諜者」による?英訳付きで、ひどい悪筆の印象が少し弱くなっていた!

 葉書の内容に、私が出身大学の他学部の国際関係のゼミに1年間出席した時のE教授が1日だけのオクスフォード訪問され、同胞の2人の教授(シニアー・メンバー)と私の4人でチャーチルの広大な生家や地区教会の墓地の質素な墓を訪ねたことも書かれていた。何年も経ってもE教授が私を覚えておられたのには感激した。何とも懐かしい思い出である。

2025年10月12日日曜日

 自公政権の崩壊?

  自民党総裁選で高市氏が勝ち抜いたので、同氏が日本国総理に選ばれるのかと思っていたら雲行きが怪しくなってきた。

 米国もフランスも未だ「ガラスの天井」を破れない中での日本での女性の首相誕生は本来歓迎されるべきであり、多年女子教育に従事した私など万歳を叫んでもおかしくないのだが、その私でも麻生氏と荻生田氏の表舞台への復帰はなんとも不快だった。公明党も自党へのここまでの露骨な軽視に耐えられないということで、与党分裂となったのだろう。

 とは言え、自公政権の崩壊がそのまま日本政治の転換になるのかは未だなんとも言えない。国民民主党や参政党など、自民党の協力呼びかけになびきそうな党派も控えている。

 それでも自公協力の後退により日本の政治に一定の流動性が生まれたとは言えるだろう。面白くなってきたと言ったら不マジメだろうか?

2025年10月6日月曜日

 愚問でした

 もう暑さも峠を越えたと思ってか、例年通り植木屋さんが庭木の手入れの日付けを聞いて来た。私は「毎日が日曜日」なので先方の希望で今日となった。ところが、今日は暑さが復活。昼食はいつもの南向きのぬれ縁ではなく、庭の木陰での昼食となった( たしかフランス印象派に同名の絵があったが、今回はそんなに優雅ではなかった)。

 ところが、数日前からトイレの水の出が悪くなり、この地に移住して以来ときどき世話になってきた水回りの修理業者に頼んだら植木屋さんと同じ日となった。何しろ半世紀も使用してきたので便器の買い替えも覚悟していたが、さいわい、古い部品が残っていたとのことで、修理は間も無く終わった。

 実はその業者の娘さんは我が家の娘と小学校で同級生だったと家内が覚えていたので、 2人で来た老人の方にお嬢さんはお元気ですかと伺ったら家内のことですかと反問された。当時から半世紀経っていることを忘れた私と家内の愚問だった。

2025年10月3日金曜日

 日本学術会議問題での一部マスコミの偏向?

   今日の朝日新聞の朝刊に5年前から続く日本学術会議と政府の係争問題が、 前会長の助言者役を務めた大阪大のK名誉教授の発言を中心に解説されている。

 同紙によれば、 K教授は今回の政府と学術会議の対立を「1950年代に米国で起きた...........時代錯誤のマッカーシズム」になぞらえる。会議には「科学研究費」の配分をさまざまな研究に推薦する権限があり、過去には「特定の立場の人々の影響力が強かった」とされるが、『そんな時代は終わっていて、利権などと批判されるような権限はいまはない』」と語っている。この反省力不足に対しては語るに落ちたと言うべきか。

 K教授も朝日新聞もなぜか「影響力が強かった」グループの名を挙げようとしない。これでは「そんな時代は終わっている」と言われても素直には信じられない。これで学術会議の側の反省が本物と言えるだろうか?

 ちなみに、米国の「マッカーシズムの時代」には多くの過ちや悲劇が存在したが、我が国でも原爆の秘密をソ連に渡したとされ死刑になったローゼンバーグ夫妻の獄中の書簡集『平和と子供達のためにこそ』が大いに読まれた。しかし、ソ連解体後、夫妻が同国のスパイだったことは立証された。