今朝の『朝日新聞』に元巨人と西鉄の主戦投手だった川崎徳次氏が曾孫の佐賀北高校の川崎澪投手と二人、写真入りの記事となっている。何十年ぶりかで消息を知り懐かしい。
戦後数年頃か?、川崎投手は戦後最初の日米野球で第一戦の投手を務めた。当時は熱烈な巨人ファンだった私は彼の力投を期待したが乱打され、がっかりさせられた(それほど当時の日米野球の実力差は大きかった)。川崎氏はその後の何年間か西鉄のエースついで監督として活躍した。しかしその後は84歳の死去までその後の消息はまったく報じられることはなかった。
戦前の日米野球でベーブ・ルースらを抑えて対等の試合をした沢村栄治投手がいかに凄い投手だったかが分かる。その後かれは兵役にとられ、台湾海峡で戦死した。一方その後話題にならなかったとはいえ、川崎徳治氏は天寿をまっとうした。人は生きていた時代により、こうも人生を変えさせられるのか。あらためて両氏の冥福を祈る。
訂正 前回のブログで、むかし訪れたアンダルシア地方の都市の冒頭にセルビアを挙げたが、セビリアの誤り。情けない!
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