2025年8月4日月曜日

 「観光公害」の時代

  その場に居合わせたことはないが、京都を始めとする国内観光地で外国人のいわゆる「オーバーツーリズム」が報ぜられて久しい。私など、何百万人の外国人が来日して料理までを含む日本文化に触れた上に外貨をもたらすとはこんな有難いことはないと大歓迎の気持ちだが、現地の迷惑は半端ではないようだ。

 外国でも事情は同じらしく、今朝の『朝日』に観光公害に苦しむスペインのバルセロナの記事が載っている。それによるとスペインは「世界第二の観光国」( 第1位はイタリア? フランス?) だとか。私もマドリードやトレドをはじめセルビア、コルドバ、 グラナダなどアンダルシア地方を訪ねて大満足だった。しかし、バルセロナはザグラダ.ファミリア教会が嫌いなので訪問しなかったと他人には説明しているが、旅行資金が尽きたのも事実!

 外国人スキー客の北海道来道のように季節が分散してくれれば良いが、どの国もやはり夏が旅のシーズンのようだ。南半球はむしろ逆に自国が冬の季節がベスト。 そのうち南極大陸も観光公害に見舞われるのか? 

 訂正 前回のブログで知人の芥川研究書が『日本文壇史』で言及されたと記したが、 刊行時期が合わないかも。知人の著書が現在手元にないので確認できないが、他の芥川研究書での引用だったかもしれない。

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