2025年2月16日日曜日

醜悪な独裁国北朝鮮

  NHKテレビで13日に放映された『蓮池薫23年目の告白』を録画して見た。あらためて北朝鮮の金王朝の醜悪さを感じさせられた。

 拉致されてから半世紀近く、蓮池さんは今も帰国できない12人の運命を考え知っていることの全てを語ることを避けてきた。現地で横田めぐみさんとかなりの期間交流があったことは新事実ではないようだし、拉致された日本人を対日工作員に仕立てるための教育を7年目ぐらいに断念したらしいとの事実も蓮池さんには大きな変化だが...........。私には蓮池さんの誘拐犯がその頃から自らの行為の正当性に自信を失っていったとの発言が心に残った。

 本家ソ連の共産主義独裁が崩壊したのち、多くの共産主義国が独裁を離脱したのに、北朝鮮はむしろ独裁を強化したかに見える。私の目には北朝鮮軍の文字通り一糸乱れぬ行進や、金主席が姿を現した時の民衆の熱狂(むしろ狂態)は私には醜悪の極みとしか思えない。金王朝への忠誠に僅かでも欠けると見られるのがそれほど恐ろしいののかと想像してしまう。ドイツ国民のヒトラーへの熱狂ぶりは同程度であってもそこにあった自主性(無論それも問題だが)も北朝鮮の国民にはないと思う。私には北朝鮮の人たちがそれほど愚かとは思えない。

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