Go Toトラベルの評判はメディアでは良くない。それが現在の感染拡大にどの程度寄与したかは断言はできないとはいえ、拡大に寄与したことは否定できないのでは。
諸新聞の中では『日経』が唯一?批判とは一歩距離を置いている。「Go To 停止 地域経済に影」「打撃 2500億円 の試算 」との見出しで昨日の同紙は、11月15日までに5260万泊人 ( 人数×泊数 ) の利用者があり、10月の宿泊者数は東京、大阪、沖縄を除いた44道府県で前年を上回ったとの内閣府の発表を伝えている。
『日経』は元来経済紙だからその視角から問題を評価するのは理解できるし、それはそれで評価すべきだろう。Go To キャンペーンに関連する業界が一息ついたことも否定できない。しかし、医療施設が受け入れ不能となる事態は何としても回避しなければならないから中断はやむをえない。さいわいファイザーの新ワクチンの有効性は実証されつつあるようだ。適用の優先権は家に籠ることの多い高齢者でなく、通勤に公共交通機関を利用せざるをえない勤労者に与えられるべきだろう。
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