政治資金規制法をめぐる対立にやっとケリがついたと思ったら、今度は都知事選がメディアの恰好のテーマとなっている。東京都の年間予算は国家予算の1割にもなるとかで、知事選の重要性もさることながら、国政の先行きを占うという点で今回はとくにメディアに注目されているようだ。
候補者が今回は56人とか。ふざけるのもいい加減にしろと言いたくなるが、やたらに供託金を値上げして候補者数を減らすのも正解とは言い切れない。
国会議員選挙が首相を間接的に選ぶのに対し知事は直接に選ばれるため、これまでも職業政治家をおさえて作家やタレントが選ばれることが多い。その極端な例が青島幸男東京都知事と横山ノック大阪府知事だった。前者には「世界都市博」廃止という「功績」?があったが、後者にはその程度の「功績」もなかったと思う(私が大阪のニュースにうといせいか)。
小池百合子氏と蓮舫氏、どちらが適任かは別とし、女性候補同士の対決となったのは時代を反映しているのだろう。
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