イスラエル以外は日本を含めて各国ともガザでの戦闘の少なくとも一時ストップを願っている。しかし、その第一歩ともなる可能性のある人質の解放をハマスは外国人に限っても拒んでいる。それは『東京新聞』の記事のように、「ハマスには住民の犠牲も宣伝戦の材料と捉える酷薄さがある」「人道危機に陥っているガザの現状も、ハマスにとっては『想定内』だろう」と捉えるべきなのではないか? いわばハマスはガザ住民をハイジャクしているとも言える。最近のアラブ穏健派諸国のイスラエルとの国交正常化の動きに何としてもストップをかけたいのだろう。
しかし、だからと言ってガザでのイスラエルの戦闘継続が同国のためになるかは別問題である。少なくともアラブ穏健派諸国も世論の動向には逆らえず、戦闘の続く限りイスラエルとの国交正常化は論外となるだろう。国民感情に流されないことの重要性はイスラエルにも当てはまるだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿