2026年3月8日日曜日

 関川夏央と韓国のプロ野球

  私は今開催されているワールド・ベースボール・クラシック(プロ野球の世界一を決める大会にあまり関心が無い。何と言ってもそこに日本でも米国でもペナントレースの終了近くの息詰まるような緊張感はないと思うから。

 そんな私が昨日の日本と韓国の試合に注目したのは理由がある。韓国のプロ野球の発展にはむろん同国の選手の貢献が大きかったが、日本のプロ野球で活躍していた在日韓国人選手の福士明夫、新浦壽夫、白仁天らが草創期に大いに活躍したためでもある。その経緯を描いたスポーツ・ライターの関川夏央氏の名著『海峡を越えたホームラン』は、彼ら対馬海峡を越えた在日の選手たちが新天地を目指したのは日本ではやや活躍の峠を越えた人もあるが、 心無いヤジに耐えて祖国にプロ野球を根付かせたいとの熱意も大きかったと思わせる。ともかく彼らの貢献もあり、韓国のプロ野球は日本とどちらが勝つか予想出来ないほどのレベルにある。関川氏は感慨深いことだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿