2013年11月22日金曜日

公平な負担は必要

年齢相応に医療機関を訪れる機会が増えた昨今だが,支払いの度に他の物価と比較しての請求金額の低さを感じる。実費の一割しか払わず、負担を後の世代につけ回ししているのだから当然であろう。最近ようやく年齢よりも負担力に応じた請求額という正しい方向に転換が計られると聞くが、実施は段階的にしか行われないと聞く。それでは抜本的な改革には程遠いのではなかろうか。
政治が選挙への影響を意識して必要な決断を先送りし、読者や視聴者の反応を意識してメディアがそれを大目にみる。これでは財政の健全化など百年河清を待つようなものであり、後の世代の負担は増大するばかりである。我われ高齢者も負担力に応じた医療費の早急な是正を受け入れるべきだし、むしろ要求すべきである。同感の高齢者は少なくないと信ずる。中途半端な改善で済む段階ではないのではなかろうか。

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